Webサイトを公開するためには、大きく分けて**「住所」と「土地」の2つが必要です。この「住所」にあたるのがドメイン**、「土地」にあたるのがサーバーだと考えると、理解しやすいかと思います。
ドメインとは? ➡️ インターネット上の「住所」
ドメインは、**インターネット上でのWebサイトの「住所」**のようなものです。
- 例えば、あなたの会社やお店の名前が「沖縄商店」だとします。インターネット上にも「沖縄商店」という名前の住所が欲しいですよね? これがドメインです。
- 具体的には、「okinawa-shouten.com」や「okinawa-shouten.jp」といった文字列がドメインになります。
- このドメインを入力することで、世界中の人があなたのWebサイトにたどり着けるようになります。
例えるなら…
- 現実の世界の住所: 「沖縄県宜野湾市〇〇番地」
- インターネットの世界の住所: 「okinawa-shouten.com」
住所がないと、手紙を届けたくてもどこに送ればいいか分かりませんよね? 同じように、ドメインがないと、インターネット上のどこにあなたのWebサイトがあるのか分からず、誰もアクセスできません。
サーバーとは? ➡️ Webサイトの「土地」と「建物」
サーバーは、**あなたのWebサイトのデータ(文章、画像、動画など)を保管しておく「土地」であり、「建物」**のようなものです。
- あなたが作ったWebサイトの情報は、このサーバーという特別なコンピューターの中に保存されています。
- インターネットを通じて誰かがあなたのWebサイトのドメイン(住所)を入力すると、その情報がサーバーに送られ、サーバーに保管されているWebサイトのデータがその人のパソコンやスマートフォンに表示される、という仕組みです。
例えるなら…
- 現実の世界の土地と建物: あなたのお店や会社の建物がある土地
- インターネットの世界のサーバー: Webサイトのデータが保管されているコンピューター
どんなに良い住所(ドメイン)があっても、お店や会社の建物(Webサイトのデータ)を置く土地(サーバー)がなければ、誰も訪れることができません。
ドメインとサーバーの関係
ドメインとサーバーは、セットでWebサイトを公開するために必要なものです。
- **ドメイン(住所)**を使って、インターネット上のどこにWebサイトがあるかを特定します。
- **サーバー(土地と建物)**に、Webサイトのデータが保管されています。
例えるなら、
- **「okinawa-shouten.com」という住所(ドメイン)**をインターネット上に登録します。
- **レンタルした土地(サーバー)**に、「沖縄商店」のWebサイトのデータ(看板、商品情報、お店の写真など)を建てて保管します。
- 誰かがインターネットで「okinawa-shouten.com」という住所を入力すると、その住所に紐づけられた土地(サーバー)にある「沖縄商店」のWebサイトが表示される、というわけです。
まとめ
- ドメインは、インターネット上のWebサイトの「住所」
- サーバーは、Webサイトのデータを保管しておく「土地」と「建物」
どちらも、Webサイトを公開するためには欠かせないものです。難しく感じるかもしれませんが、この「住所」と「土地」のイメージを持っておくと、理解しやすくなるかと思います。
もし、ドメインの取得やサーバーの契約について、さらにご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご質問ください。一つ一つ丁寧にご説明させていただきます。